セラミック矯正

一般的に歯並びを整える際に行うのは「矯正治療」です。また、歯の色や形を整える際には「セラミック治療」を行います。アピタ浅井歯科クリニックでは、この2つの治療法を融合させた、「セラミック矯正」を行っています。

具体的には、セラミックの被せ物を使用し、歯の色や形のみならず、歯並びも同時に整える治療法です。よく、患者さんから通常の矯正治療とセラミック治療のどちらが良いのかご質問をいただくため、簡単にまとめてみました。

歯列矯正とセラミック治療の「比較」

	治療期間	治療法	その他
矯正治療	2～3年	矯正装置	・抜歯が必要なケースあり ・歯並びの後戻りのリスクあり
セラミック矯正	1回～3回	セラミックの被せ物	・抜歯は不要 ・歯の色／形も調整 ・歯を削る必要がある

ご覧のように、セラミック治療には多くのメリットがあるように見えますが、デメリットも考慮する必要があります。
具体的には「歯を削る」ことです。セラミックの被せ物をするためには、歯を削ることは避けられません。
健康な歯を削ることに抵抗がある人は、セラミック矯正ではなく一般的な矯正治療がおすすめです。アピタ浅井歯科クリニックでは、矯正治療も行っておりますので、ご興味のある方は「大人の矯正歯科」をご覧ください。

次のような方には、通常の歯列矯正よりもセラミック矯正をおすすめしています。

☑短期間で歯並びを整えたい方
☑気になる部分をピンポイントで整えたい方
☑歯並びだけではなく、歯の白さ、歯の形を総合的に改善したい方
☑矯正治療中の継続的な痛みを避けたい方

可能な限り早く被せ物を提供できるよう、アピタ浅井歯科クリニックでは次の取り組みを行っています。

取り組み1 歯科用ミリングマシンの導入

アピタ浅井歯科クリニックでは、歯科用ミリングマシンを導入しています。3Dカメラで撮影した患者さんの口腔内のデータをもとに、補綴物の設計をコンピューター上で行い、その情報をもとに被せ物を自動で削りだしてくれる機械です。

作業の大半を機械が担ってくれるため、治療期間を大幅に短縮できます。

取り組み2 院内技工室を完備

技術の進歩に関わらず、高精度の被せ物などを製作する際には、専門家である歯科技工士による細かな調整が必要です。当院では院内に歯科技工所を完備しており、歯科技工士が常駐しているため、下記を達成させることが可能です。

●治療期間の「短縮」
●歯科医師と歯科技工士の「密な連携」
●患者さんとの「コミュニケーション」

それぞれご紹介します。

治療期間の短縮

多くの歯科医院では、被せ物の作製は外部の歯科技技工所に依頼します。外部の歯科技工士は、複数の依頼を常にこなさなければなりませんから、どうしても作製に一定の期間を要します。
当院は院内に歯科技工所を設けているため、スムーズに作製を行えます。そのため、通常よりも治療期間を短縮することができます。

歯科医師と歯科技工士の「密な連携」

被せ物の作製は歯科医師と歯科技工士の共同作業によって行われます。そのため、双方の連携がうまくいかなければ、どれだけ素晴らしい技術を持っていたとしても、クオリティの高い被せ物を作ることはできません。

当院では院内に技工所を設けているので、連携が取りやすく、被せ物のクオリティも高水準を保つことができます。

患者さんとの「コミュニケーション」

一般的に歯科技工士と患者さんがコミュニケーションを直接取る機会はありません。そのため、完成した被せ物が患者さんのイメージと異なる場合がございます。

当院では、院内に技工士がいるため、患者さんのお口の状態を拝見しながら、直接希望を伺い、患者さんのイメージに近い被せ物を作製することができます。