人気の「マウスピース型矯正」と多様な症例に適応する「ワイヤー矯正」
当院では、患者さんのお口の状態や個々のニーズに合わせて、複数の矯正治療装置を提供しています。大きく分けると、次の2つです。
●マウスピース矯正
●ワイヤー矯正
それぞれ詳しくご紹介します。
マウスピース型矯正装置
近年、人気と注目を集めているマウスピース型矯正装置。その名の通り、マウスピースを矯正装置として使用した治療法です。マウスピース矯正に歯具体的に次の特養がありあます。
☑自分で取り外しが可能(食事や歯磨きの時は取り外しができる)
☑透明なため装置が目立ちにくい
☑装着時間は20時間以上
☑AI(人工知能)を活用して作製される
☑治療後の歯並びのシミュレーションができる
患者さんにとって特にメリットなのは、装置が目立ちにくいという点だと思います。接客業や人前でお話する機会が多い方でも違和感なくご使用いただけます。
また、自分で取り外しができるため、食事の制限がなく歯磨きなどのセルフケアもしやすいというメリットもあります。
世界シェアNo.1を誇る「インビザライン」
マウスピース型の矯正装置は、世界中で様々なメーカーが作製しています。その中でも、アピタ浅井歯科クリニックは世界NO.1のシェアを誇る「インビザライン」を採用しています。
インビザラインはマウスピース型矯正装置のパイオニアと言われている、アメリカのアライン・テクノロジー社の製品です。アメリカや日本だけでなく、世界100カ国以上で使われ、延べ900万人以上がインビザラインを使った矯正治療を受けてきています。
インビザラインの特徴は以下の通りです。
特徴1治療後の「シミュレーション」ができる
インビザラインでは、iTeroという装置を使い、治療前に治療中どのように歯が動いていくのかシミュレーションできます。
治療後の歯並びも確認できるので、イメージと違ったなどの医師と患者さんの認識違いなどを避けられます。
特徴2「部分矯正」にも対応
歯並び全体の矯正だけでなく、前歯だけなど、気になるところだけの矯正治療にも対応しています。全体的な矯正治療と比べ、治療期間は短く、治療費も抑えられるケースが多いため、患者さんの負担も軽減できます。
注意!マウスピース矯正で歯が動かない!トラブルはなぜ起きる?
マウスピース矯正で、「歯が動かない!」というトラブル例を聞いたことはないでしょうか。マウスピース矯正はAIを使って歯を動かしていく治療方法で、従来からあるワイヤー矯正と比べると、医師が直接介入することが少ない治療です。
AIは人より正確性に長けていますが、まだ完璧ではありません。そのため、人による調整が必要な場合が多いのですが、その調整をうまくできないと、歯が動かないというトラブルに繋がることがあります。
最近はマウスピース矯正が人気であることから、多くの歯科医院でマウスピース矯正を行ってはいますが、人による調整を行わない(行えるだけの知識がない)医院も中にはあります。予定通りに歯を動かし、歯が動かないというトラブルに合わないためには、経験と実績が豊富な医師のいる歯科医院で治療を受けることをおすすめします。
また、歯科医院で取り扱っているマウスピース矯正のメーカーにも注目してみてください。
中には次のような要注意のメーカーも存在します。
●前歯歯科動かせないなど適応ケースが限定されているメーカー
●臨床実績が少ないメーカー
●治療費が極端に安いメーカー
●日本では認証されていない材料で作製しているメーカー
治療予定の歯科医院が、どのメーカーを扱っているか、そのメーカーはどのようなものかは、事前に必ず確認するようにしましょう。
アピタ浅井歯科クリニックの矯正治療の「特徴」
アピタ浅井歯科クリニックでは、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、どちらの治療法にも次のような特徴があります。
1、「Eライン/フェイスライン」を意識した治療
2、「日本矯正歯科学会認定医」が在籍
3、「総合治療」にも対応
それぞれご説明します。
特徴1「Eライン/フェイスライン」を意識した治療
当院の矯正治療の1つ目は、「Eライン/フェイスライン」を意識した矯正です。Eラインとは、下顎の突端部と鼻先を結ぶ線のことで、そのEラインの中に唇が収まっていることが整ったきれいな横顔だと言われています。
出っ歯や受け口、叢生の場合、このEラインから唇が突き出していることがありますが、矯正治療をすることで、整えられる可能性があります。
また、歯並びを矯正すると口周りがすっきりとし、フェイスラインを整えられ、噛み合わせを改善すると、顔の左右差が少なくなり、顔立ちもすっきりすることがあります。
顔立ちを整えられると聞くと、美容外科を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、矯正治療ではオペをせずに、整えられるかもしれません。
矯正治療と美容外科に違いについて、以下の表にまとめました。
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費用
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治療期間
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身体への負担
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変化
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持続性
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矯正治療
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数十万~90万以内
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1年~2年半
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小さい
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自然
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状態を維持できる
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美容外科
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数十万~100万円以上
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数日~数か月
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大きいことが多い
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不自然になることがある
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内容によっては永続しない
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美容外科で治療するメリットは、何より治療期間が短いことでしょう。
ダウンタイムはありますが、長くても数ヶ月で希望の顔立ちを手に入れることができます。
矯正治療の場合は治療期間がとても長いです。ゆっくりとしか変化しないので、顔立ちの変化に気づきにくいかもしれませんが、変化がとても自然で、体への負担が少なく、状態を維持できることが多いのがメリットです。
矯正治療によってEラインやフェイスラインが整えられることは、まだまだ知られていないことが多いですが、フェイスラインを整えるための治療の選択肢の1つとして、考えてみてもいいかもしれません。
特徴2日本矯正歯科学会「認定医」が在籍
アピタ浅井歯科クリニックには、日本矯正歯科学会「認定医」が在籍しています。日本矯正学会認定医とは、矯正治療に関して適切かつ十分な学識と経験を有する者だけに与えられるもので、経験と実績豊富な歯科医師が、治療を担当いたします。
特徴3「総合治療(虫歯治療・親知らずの抜歯にも対応)
矯正治療は多くの歯科医院で受けることができますが、その歯科医院の種類は以下のような2つにわけることができます。
●矯正治療だけを専門に行っている「矯正専門医」
●矯正治療以外の歯科治療も行っている「総合歯科医院」
これらの違いについて、よく患者さんからご質問をいただくため、それぞれの特徴を表にまとめてみました。
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専門性
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抜歯
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虫歯・歯周病治療
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1つの医院で完結
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矯正「専門」医院
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◎
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×
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×
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〇
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「総合」歯科医院(当院)
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〇or△
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〇
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〇
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〇
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矯正専門医院は矯正治療を専門的に扱っているので、専門性は抜群です。しかし、抜歯が必要になったり、虫歯や歯周病になったりすると、その治療が矯正専門医院では難しい場合があります。
他院で虫歯や歯周病の治療をしながら、矯正医院へ矯正治療に通うという通院スタイルになるかもしれません。
一方、総合歯科医院は、抜歯や虫歯等の処置もその医院で行うため、1つの医院で完結できるというメリットがあります。
これらの特性を踏まえた上で、どちらがいいかは一概には言えませんが、患者さんがどのような治療を受けたいかを基準として考える必要があります。全ての歯科治療を1つの歯科医院で完結させたい場合は「総合歯科医院」、特にワイヤー矯正など専門性の高い治療を受けたいと考えるならば「矯正専門医院」を選ぶ、などです。
ちなみに当院は「総合歯科医院」です。
総合歯科医院であることに加えて、矯正においても日本矯正歯科学会認定医が在籍していますので、専門性も高く、実績も豊富にあるうえ、治療中の抜歯や虫歯治療にも対応できます。