インプラントと入れ歯どっちがいい?違いや費用の相場を解説
2021年11月26日
インプラントと入れ歯の違い

歯を失ったとき、治療法の選択肢として「インプラント」や「入れ歯」をよく聞くと思います。
インプラントと入れ歯の治療法どちらを選べばいいのか?自分の症例に適した治療法を正しく選択するため、本コラムではそれぞれの治療法の特徴や費用の相場を解説します。
この記事はアピタ浅井歯科クリニックの医院長・浅井 裕幸先生に監修いただいています。

浅井 裕幸先生のプロフィール
1994年 |
日本大学松戸歯科部卒業 |
1994年 4月 |
日本大学松戸歯科病院 頭頚部外科入局 |
1995年 3月~8月 |
日本大学板橋病院 麻酔科研修 |
1995年 9月~12月 |
東海大学病院 形成外科研修 |
1998年 9月 |
バトリア歯科クリニック分院長として勤務 |
2002年 10月 |
アピタ浅井歯科クリニック開業 |
他 |
インプラントセミナー多数受講 |
所属学会 / 日本口腔インプラント学会 会員
インプラントとは
インプラントとは歯が抜けてしまった部分のあごの骨に、ネジのような形をしたインプラント体(人工歯根)を埋めて、上から人工の歯を被せる治療法です。

あごの骨にインプラント体を埋め込む必要があるため、外科手術を伴う治療法となります。
あごの骨に穴を開けるといっても、実際は小さなドリル状の器具を使用して、インプラント体が入る程度の小さな穴をあける手術であり、手術時間は1本あたり10分~30分程度となります。
コラム:インプラント手術の痛みや時間は?気になる手術の流れを徹底解説
インプラント治療は、世界で1965年から、日本では1983年から治療に取り入れられています。日進月歩で今も進化を続けている治療法です。
一番のメリットは、噛む力と審美性です。手術によってインプラントを骨に結合させるため、入れ歯より圧倒的に力強く噛むことができます。そのため食事時の違和感が少なく、豊かな生活につなげられます。そして自分の歯の色に併せて作ることが可能なため、自信をもって笑えるようになったという患者様が多くいます。
インプラントの費用の相場
インプラント治療の相場は、1本あたり20~50万円ほどが多いとされます。
高額になる理由は、公的保険が効かないことが大きいです。また、新しい治療法のため歯科医師がセミナーに参加するなど、新しい情報を常にアップデートする必要があるため、費用はどうしても高額となります。
相場に揺れがあるのは、治療法や地域によって金額が変わってくるためです。
この費用感から、インプラントに踏み出せない患者様が多くいます。どのクリニックでも安価ではない金額がかかる治療です。自分に適した本数や治療法を選べるよう、複数のクリニックの提案を受けることをお勧めします。
高額な費用がかかった際に、少しでも負担を軽減できる「医療費控除」制度があります。
医療費控除について
制度を活用することで、実質の負担を抑えて治療に取り組めます。
入れ歯とは
入れ歯は、歯が残っている場合は「部分入れ歯」。歯が1本も残っていない場合は「総入れ歯」を使用します。素材によっては公的保険が適用となるため、歯を無くしたときのスタンダードな治療法となっています。
部分入れ歯はプラスチックで作られた人工の歯茎に義歯を取り付け、クラスプと呼ばれるバネで残っている歯に固定するタイプの入れ歯です。
部分入れ歯は固定するのに自分の歯が必要となります。そのため歯の状態によっては選択することが不可能な場合があります。
保険適用の部分入れ歯の場合、クラスプには金属の素材が使われます。そのため、箇所によってはクラスプが目立ってしまうことがあります。
クラスプに目立たない素材を使用した部分入れ歯もありますが、保険適用外となるため、費用は大きく増加します。

総入れ歯は名前の通り、義歯を並べたプラスチック製の土台ごと、口の中に入れる入れ歯となります。
入れ歯を固定するのにひっかける自分の歯が無いため、口の中の粘膜にぴったりと密着させて固定します。吸盤と同じ仕組みです。この固定が悪く入れ歯が口の中で動いてしまう場合は、「入れ歯安定剤」を使用します。
総入れ歯は、日本ではなんと16世紀半ば(戦国時代あたり)には使用されていたという、歴史のある治療方法です。
入れ歯はどうしても噛む力が弱くなってしまい、自分の歯で噛む力を100%とすると、入れ歯では30~40%まで弱くなるといわれています。
入れ歯の費用の相場
まず部分入れ歯は保険適用の場合、5千~2万円ほどで治療可能です。金属バネを使用しない部分入れ歯の場合は保険適用外となり、15~30万円ほどになることが多いです。
次に総入れ歯の場合、保険適用で1~3万円ほどで治療可能です。素材は総プラスチック製限定となります。
口の中にあたる部分がプラスチック以外の金属を使用した総入れ歯の場合は、保険適用外となり、40~80万円ほどかかる場合があります。
入れ歯による治療は、上記の通り保険適用素材の場合は治療費が非常に安価となります。また、全国どこの歯医者さんでも治療を受けることができる点も、大きなメリットと言えます。
義歯専用インプラントLODIシステム
双方のいいところを組み合わせた最新の治療方法があります。それがLODIシステムです。
LODIシステムとは、埋め込んだインプラント体と入れ歯を接続するシステムです。

図のように、インプラントで「歯」を付けるのではなく、「入れ歯」を接続します。
LODIシステムは総入れ歯、部分入れ歯両方に対応し、さらに従来のインプラント治療と比較すると費用の負担が少なくすむ新しい治療法です。
LODIシステムで使用するインプラント体は非常に細く、違和感や不快感が少ないと言われています。また、入れ歯をしっかり固定することができるため、力強く噛むことが可能となり、食事を楽しむことができます。
通常のインプラントと異なり、アタッチメントシステムになっていることからつけ外しが可能であり、入れ歯を外してお手入れすることで、清潔に保つことができます。
詳しい費用は、以下のリンク先をご覧ください。
義歯専用インプラントLODIシステム
インプラントと入れ歯の比較
|
インプラント |
入れ歯 |
LODIシステム |
公的保険 |
適用外 |
素材によって適用 |
適用外 |
費用 |
高め |
保険適用の素材の場合は安い
保険適用外の素材では高め |
インプラントより安価になる場合が多い |
手術 |
あり |
無し |
あり |
治療期間 |
3ヶ月~6ヶ月 |
約1ヶ月~2ヶ月 |
5ヶ月~10ヶ月 |
見た目 |
自然で美しい |
素材によっては見た目がよくない |
自然で美しい |
噛む力 |
強い |
弱い |
強い |
違和感 |
少ない |
慣れるまでは強い |
少ない |
メンテナンス |
食後のブラッシング |
専用ブラシによる食後のブラッシング
入れ歯洗浄剤 |
食後のブラッシング |
寿命 |
10~15年 |
3~5年 |
10年程度 |
他の歯への影響 |
低い |
部分入れ歯の場合は高い |
低い |
その他 |
あごの骨が弱い場合は治療ができない場合がある |
経年によって口の中の状態が変わると作り直す必要が出てくる |
あごの骨が弱い場合は治療ができない場合がある |
まとめ
以上インプラントと入れ歯の違いについてでした。
それぞれにメリット・デメリットがあります。治療方法を選ぶ基準は人それぞれです。自分はどの治療法がいいのかまだわからない、といったお悩みがありましたら、まずはプロに相談してみましょう。
アピタ浅井歯科クリニックでは、無料で歯科医師に治療の相談ができる、無料相談会を随時開催しています。
まずはぜひ、お気軽に無料相談会へご参加ください。
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歯医者とセルフのホワイトニングはどう違う?施術や効果の違いを優しく解説
2021年10月19日
はじめに

近年スマホの普及や、SNS人気の高まりによって、写真を撮ったり、写真に写る機会が非常に多くなってきました。それに伴い人気が高まっているのが、歯のホワイトニングです。
以前は海外セレブや芸能人が受けているイメージがありましたが、今は年齢・性別関係なく、経営者、接客業、営業などさまざまな職種の方々が施術を受けるようになりました。
この記事では歯科医院で受けるホワイトニングと、自分自身で行うセルフホワイトニングの違いを解説します。
この記事はアピタ浅井歯科クリニックの医院長・浅井 裕幸先生に監修頂いています。

浅井 裕幸先生のプロフィール
1994年 |
日本大学松戸歯科部卒業 |
1994年 4月 |
日本大学松戸歯科病院 頭頚部外科入局 |
1995年 3月~8月 |
日本大学板橋病院 麻酔科研修 |
1995年 9月~12月 |
東海大学病院 形成外科研修 |
1998年 9月 |
バトリア歯科クリニック分院長として勤務 |
2002年 10月 |
アピタ浅井歯科クリニック開業 |
他 |
インプラントセミナー多数受講 |
所属学会 / 日本口腔インプラント学会 会員
ホワイトニングとは

ホワイトニングとは「変色した歯を”漂白”して白い歯に仕上げる施術」を指します。
歯の変色には様々な原因があります。よく知られているのは、コーヒーやたばこの色素が歯の表面について変色する着色汚れ。
その他、加齢による歯の内側からの変色もあります。歯の内側の変色とは、歯の内側にある黄色い象牙質と呼ばれる部分が加齢によって濃い色に変色。さらに表面のエナメル質が薄くなり、エナメル質の内側の象牙質が透けて見えるようになることが原因となります。

変色の大きな原因が表面の着色汚れの場合は、専用の機器や研磨剤を使って表面を磨く「クリーニング」だけでも歯の色を白く改善することができます。
ホワイトニングは「歯の中にある色素を分解して歯を白くする」という施術です。そのため、歯の表面の着色汚れだけではなく、歯の内側の変色にも対応することができるのです。
歯医者で行うオフィスホワイトニングのメリットデメリット

オフィスホワイトニングは、歯科医院で、歯医者さんまたは歯科衛生士さんといった国家資格を持つプロによって施術されるホワイトニングを指します。
メリット
- 歯科医院でしか使用が許可されていない薬剤や機器を使用した施術
- ホームホワイトニングより効果が出やすい
- ホワイトニングに入る前に歯の健康状態の確認ができる
- プロが施術するのでムラや失敗の心配がほとんど無い
デメリット
- 歯の健康状態によっては治療が優先となり、希望のタイミングでホワイトニングを受けられない場合がある
- 自費治療のため費用が比較的高価
自分自身で行うセルフホワイトニングのメリットデメリット

セルフホワイトニングは、自分自身で施術する歯のホワイトニングを指します。自宅で専用の薬剤や機器を使って行う施術だけではなく、ホワイトニング専門サロンなどで自身で行う施術もセルフホワイトニングの1つです。
メリット
- 手軽に挑戦できる
- オフィスホワイトニングより安価なことが多い
デメリット
- 歯の着色の種類によっては効果がない
- 自分自身で行うためムラや失敗の心配がある
ホワイトニングに使うことが出来る薬剤の違い

オフィスホワイトニングとセルフホワイトニングの大きな違いに、「過酸化水素水」が使用できるか、できないかがあります。
「過酸化水素水」とは、消毒に使用するオキシドールの濃いもののことです。洋服の漂白剤にも使用されています。濃度の高い過酸化水素水は劇薬扱いとなり、歯の治療に用いる場合は、歯科医師もしくは歯科医師の指導の下、歯科衛生士が処置することと法律で決められています。
ホワイトニングの施術方法の違い

オフィスホワイトニングの流れ
オフィスホワイトニングは以下の流れで施術をします。
- カウンセリング(希望の歯の色の確認)
- お口の健康状態の確認(場合によっては先に治療)
- 歯のクリーニング
- 歯茎の保護剤の塗布
- ホワイトニング薬剤の塗布
- 専用のライトを照射
- 医師もしくは歯科衛生士と施術後の歯の色のチェック
ホワイトニングの施術のあとは、再着色を避けるため、着色しやすい色の濃い飲食物の摂取や喫煙に制限があります。施術内容にもよりますが、1~2日間は飲食制限を守る必要があります。
セルフホワイトニングの流れ
セルフホワイトニングは使う薬剤や機器によって違いますが、サロンで行う場合はおおよそ以下の流れになります
- カウンセリング(希望の歯の色の確認)
- 自分で歯磨き
- 自分でホワイトニング薬剤の塗布
- 専用のライトを照射
- 施術後の歯の色のチェック
セルフホワイトニングの施術のあとも、飲食物の摂取や喫煙の制限があります。薬剤が弱い場合が多いため、制限される時間がオフィスホワイトニングより短い場合がほとんどです。
新しいホワイトニング「 スーパーポリリンホワイトニング 」について

オフィスホワイトニングのデメリットを克服し、さらに予防歯科効果もある画期的なホワイトニング手法が、近年歯科業界で注目を集めています。それが「スーパーポリリンホワイトニング」です。
スーパーポリリンホワイトニングでは、過酸化水素と、分割ポリリン酸という生物の体の中に存在する物質を混ぜた、最新の薬剤を使用します。「ポリリン酸」を使用していると謳う歯科医師や歯科衛生士のいないホワイトニング専用サロンもありますが、スーパーポリリンホワイトニングで使う薬剤は歯科医院でしか使用できません。
過酸化水素によるホワイトニングではどうしても歯へのダメージが免れませんが、分割ポリリン酸を混ぜることでポリリン酸が歯の表面の汚れを浮かせてとります。同時にポリリン酸の成分によって過酸化水素が歯の内側へスムーズに吸収。さらに歯の表面がコーティングされ、ホワイトニングを行いながら予防歯科の効果も得ることができるのです。
アピタ浅井歯科クリニックのスーパーポリリンホワイトニングについて
スーパーポリリンホワイトニング
今までのオフィスホワイトニングと異なり、施術時間が短く、施術時の痛みもほとんどない施術法「スーパーポリリンホワイトニング」。これは過酸化水素を使用するため、歯科医院でしか受けることができません。
ホワイトニングの違いまとめ
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セルフホワイトニング |
従来のオフィス ホワイトニング |
スーパーポリリン酸ホワイトニング |
施術者 |
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施術の歯の痛み |
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使用薬剤 |
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歯の表面の変色に対する効果 |
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施術時間 |
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効果が出るまでの時間 |
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施術間隔 |
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費用 |
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食事制限 |
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予防歯科効果 |
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まとめ

以上ホワイトニングの施術の違いについてでした。
金額や期間など、施術方法を選ぶ基準は人それぞれ。その中で、自分に最も適した方法を見つけ、満足のいくホワイトニングを受けられるようにしたいですね。
アピタ浅井歯科クリニックでは、歯科医師にホワイトニングについてのご相談を受けられる、無料相談会を随時開催しています。
もちろん患者様に治療を無理強いすることはありません。患者様がご自身で治療方法を検討し、選択していただくよう最適な治療プランをご提案いたします。
どの方法でホワイトニングをしようか悩んでいましたら、まずはぜひ、お気軽に無料相談会へお越しください。
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審美治療とは。虫歯治療や矯正との違いはあるの?
2021年1月25日
■審美治療について
女性誌やSNS等で聞く機会が増えた「審美治療」。歯医者さんでの治療法であるとはなんとなく分かるけれど、実際は一体何を指すのかはっきりとは分からない、という方が多いと思います。
この記事では「審美治療」について、どのような治療を指すのか、また虫歯治療や矯正とはどう異なるのかについて詳しく解説します。
この記事はアピタ浅井歯科クリニックの医院長・浅井 裕幸先生に監修いただいています。

浅井 裕幸先生のプロフィール
1994年 |
日本大学松戸歯科部卒業 |
1994年 4月 |
日本大学松戸歯科病院 頭頚部外科入局 |
1995年 3月~8月 |
日本大学板橋病院 麻酔科研修 |
1995年 9月~12月 |
東海大学病院 形成外科研修 |
1998年 9月 |
バトリア歯科クリニック分院長として勤務 |
2002年 10月 |
アピタ浅井歯科クリニック開業 |
他 |
インプラントセミナー多数受講 |
所属学会 / 日本口腔インプラント学会 会員
■審美治療とは

審美治療とは歯科治療の一種です。通常の一般歯科=「病気を治す・機能を回復する治療」と共に、「口内環境と口元の見た目の美しさも求める治療法」となります。
見た目の美しさを求めるという点から、「見た目」に注目が行ってしまいがちですが、見た目の美しさと口元の健康は密接に関係しています。
たとえば噛み合わせが悪い状態が続くと、日々のケアが難しいため、歯周病のリスクが高まります。また顎関節症につながる恐れもあります。
審美治療は、見た目と併せて口内の病気や機能を回復する治療法ですので、長いスパンでの口内の健康を考えた治療を、さまざまな方法から選択することができます。
■審美治療と虫歯治療の関係

審美治療は前述のとおり、歯科治療の一種です。虫歯治療は病気を治すための治療=一般歯科ですが、審美治療は一般歯科+美しさを求める治療です。
つまり「虫歯の治療を審美治療で行う」という使い方が正しいといえます。
虫歯治療の際、虫歯部分の歯を削り、削った部分に詰め物をするという治療を受けたことがある方は多いと思います。
その際の詰め物は、公的保険適用の場合は銀歯を使用します。銀歯は価格が低く、強度が高いメリットがあります。
審美治療では虫歯治療の詰め物に、銀歯ではない別の素材を使用した詰め物を使用します。
代表的な素材がセラミックです。見た目が天然の歯に近い色であることはもちろん、耐久年数が長いことや、汚れのつきにくさから将来の病気の予防にもつながる点も大きなメリットです。
コラム:見た目だけではない、銀歯よりセラミックを歯医者さんが進める理由5選
■審美治療と矯正の関係

歯科矯正も審美治療の一つの手法です。歯科矯正は見た目の美しさはもちろん、歯や顎の機能を回復する治療だからです。
歯並びが良くなることで笑顔に自信がつき、人前に出ることが楽しくなったり、会話が増えたという方もいます。実はこれらの理由以上に、予防歯科の観点から多くのメリットがあります。
歯並びが整うことで噛む力が向上。歯の隙間に食べかすが挟まることが減り、虫歯の原因となるプラーク(歯垢)の付着が減ります。歯ブラシによる日々のお手入れも容易となり、虫歯や歯周病リスクも減少します。
なお審美治療では、短期間で歯並びを美しく見せるセラミック矯正という治療法もあります。これは天然の歯を削るデメリットもありますが、数か月できれいな歯並びを手に入れることができる治療法です。
どの矯正方法が一番自分にとっていいのかは、無料相談などを行っている歯科医院で聞いてみることをお勧めします。
アピタ浅井歯科の無料相談について
■審美治療のメリット

では審美治療のメリットをまとめます。
- 歯を美しく見せることができる
- 機能性や予防歯科の観点から優れた治療法を選ぶことができる
- 治療に使用する素材は長期的に使用可能
- 汚れが付きにくいため虫歯のリスクが減り、自分の歯や歯茎への負担が軽い
- 金属アレルギーに対応している
このように、美しさ以上に予防歯科として非常に優れた点が多いことが、審美治療のもっとも重要なメリットと言えます。
目の前の治療だけではなく、長期的に考えると、審美治療を選ぶメリットは多くなっています
■審美治療のデメリット
次に審美治療のデメリットを挙げます。
- 保険が適用にならない場合は治療費が高額になる
- 自由診療の場合は病院によって治療費が異なるので調べるのが大変
- 素材によっては金属より強度が弱く、噛む力が強い場合は欠ける可能性がある
- 治療法によっては健康な歯を削る場合がある
自由診療であるため治療費の負担が一番のデメリットとして挙げられます。
一般的に審美治療で使用する素材の多くは耐久性が高く、将来の病気のリスク軽減につながる場合も多いといえます。
長いスパンで使用できるため、治療の際の費用は長期的に考えると公的保険適用と大差無い場合もあります。そのため審美治療は一概に「費用が高い治療法」とは言い切れません。
また、高額な費用がかかった際に少しでも治療費の負担を軽減できる「医療費控除」が使える場合もあります。医療費控除については適用できるか、医院に確認してみましょう。
アピタ浅井歯科クリニックの治療費用・医療費控除について
■まとめ

さまざまな歯の治療法が登場し、ネットなどで多くの情報が出回っています。もっとも適切なことは、歯医者さんとしっかり相談しながら、自分にあった治療の方針を決めることです。
審美治療の多くは自由診療である場合が多く、病院によって金額が大きく変動します。セカンドオピニオンを利用して納得のいく歯科医を選び、治療を行いましょう。
アピタ浅井歯科クリニックの審美治療ついて
アピタ浅井歯科クリニックでは「心と心のつながりを大切に」をモットーに、歯科医師が一方的に押し付ける治療ではなく、患者さんが自身で治療方法を検討し、選択できるようにしています。
無料相談会も実施しているので、自分の症例でどの治療が選択可能なのか、いくらかかるのかを納得できるまで相談することができます。ご相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせください。
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インプラントと差し歯の違いとは?メリットデメリットも解説します
2020年12月14日
■インプラントと差し歯
「インプラント」と「差し歯」は、よく混同されることのある歯科用語ですが、構造や治療方法は全く異なります。インプラントは歯周病や虫歯等によって歯を失ってしまった際に人工の歯で補う治療法。差し歯は虫歯により神経を失った歯に土台を立てかぶせる治療法になります。
本記事ではこの2つの違いや、各治療法が適している症例について詳しく解説します。
なおこの記事はアピタ浅井歯科クリニックの医院長・浅井 裕幸先生に監修いただいています。

浅井 裕幸先生のプロフィール
1994年 |
日本大学松戸歯科部卒業 |
1994年 4月 |
日本大学松戸歯科病院 頭頚部外科入局 |
1995年 3月~8月 |
日本大学板橋病院 麻酔科研修 |
1995年 9月~12月 |
東海大学病院 形成外科研修 |
1998年 9月 |
バトリア歯科クリニック分院長として勤務 |
2002年 10月 |
アピタ浅井歯科クリニック開業 |
他 |
インプラントセミナー多数受講 |
所属学会 / 日本口腔インプラント学会 会員
■インプラントと差し歯の違いとは
インプラント治療と差し歯の治療の一番の違いは、治療する歯の根元=歯根(しこん)の有無となります。
インプラント治療では、人工的に作った人工歯根(インプラント)を埋め込み、上部構造(セラミックなど)を装着する治療法です。差し歯を使用した治療は、患者さんの歯根を使用し、その上にかぶせものをする治療法となります。
つまり差し歯の治療は、普段から見える歯の上の部分だけ失った時に出来る治療法となります。もし治療したい歯が根元ごとない場合は、差し歯を使用した治療法を選択することが出来ません。残っている歯根が保存不可能なら、逆に歯根が残っていても抜歯をすることでインプラント手術は選択可能です。
また、インプラント治療は基本的に自由診療です。差し歯の治療は、公的医療保険適用からセラミックなどの自由診療と選択出来ることも、違いの1つとなっています。
■インプラント治療の適した場面とメリット
インプラント治療は、まず歯根が無い=完全に抜歯している歯に対して実施します。インプラント以外にも、歯根ごと歯が無いときの治療法として「部分入れ歯」や「ブリッジ」があります。部分入れ歯は、人工の歯を両隣の歯に留め具(クラスプ)で引っ掛けて装着する方法です。ブリッジは失った歯の両隣の歯を削って土台を作り、橋(ブリッジ)を掛けるように被せ物を装着する方法です。

※左からインプラント・部分入れ歯・ブリッジ
そのため、治療する歯の箇所によって、そもそも入れ歯やブリッジを使用した治療法を選択できない事があります。
インプラントは入れ歯やブリッジと違い、歯を歯根から固定できるため、天然の歯に近い噛み心地が得られるのが一番のメリットです。この「噛み心地」というのは、歯がすべてある人には想像しづらいですが、非常に重要な点です。人間がものを食べるとき、歯の場所にもよりますが成人で10~30kgほどの負担がかかると言われています。固い食べ物の場合は60kgほどの負担がかかる場合もあると言われています。
入れ歯の場合、この負担を掛けることは難しくなります。また強い負担を加えると、固定している両隣の歯への負担も大きくなり、痛みを伴うこともあります。
ブリッジの場合は入れ歯より大きな負担に耐える事は出来ますが、やはり過度な負担を掛けることはできなくなります。また土台を作るために両隣の健康な歯を削る必要があります。
|
インプラント |
部分入れ歯 |
ブリッジ |
噛む力 |
天然の歯と同じ |
劣る(天然の歯の30%~40%) |
天然の歯とほぼ同じ(過度な負担は不可) |
違和感 |
なし |
異物感あり |
ほぼ無し |
審美性 |
良 |
留め具が見える |
部位、素材によって大きく異なる |
歯への影響 |
無し |
留め具をかける歯へ負担 |
両隣の歯を削る |
治療本数 |
多くても可 |
多くても可(総入れ歯) |
本数や場所により不可 |
表からも、審美性に優れ、違和感なく天然の歯と同じレベルで使用できるのはインプラントを使った治療法となります。
■インプラントのデメリット

インプラント治療にもデメリットはあります。まず周知のとおり公的保険適用外のため治療費が高額となるという事です。公的保険適用の治療は、日本では公的保険のお陰で窓口負担が1~3割となっています。インプラント治療はこの公的保険が適用外のため、治療の際に行う外科手術を含め、すべて実費となってしまいます。
ただし医療費控除を申請することで、所得控除が受けられます。医療費控除が受けられるかは、かかりつけの先生に相談してみましょう。
アピタ浅井歯科クリニックのインプラント治療費用
■差し歯治療の適した場面とメリット

差し歯の治療を選択するには、まず前提として歯根が残っていることが必要です。その上で、差し歯治療は大掛かりな外科手術などを伴わない為、いわゆる「町の小さな歯医者さん」でも治療できることが多いです。また治療期間もインプラントと比較して、比較的早い点もメリットとしてあげられます。
被せ物の素材は公的保険適用の金属やプラスチックから、自由診療のセラミックまで幅広く選ぶことが出来ます。公的保険適用の素材を選択すれば、治療費はかなり抑えることが出来ます。
■差し歯のデメリット

公的保険適用の素材を使った場合、強度や審美性は損なわれてしまいます。セラミックといった自由診療の素材を使用すれば強度や審美性は良くなりますが、治療費の負担は大きくなります。
また、差し歯は自分の歯根が残っています。しかし歯根に差し歯を支える力がない場合は選択することが出来ません。また、残っている歯根の神経が無い場合、歯の耐久性が低くなり根元が折れる可能性があります。神経が無いので歯根に虫歯が出来ても気づきづらいという側面もあります。神経が残っている場合は虫歯に気づく事が出来ますが、その際は差し歯を外して治療を行う必要が出てきます。
■まとめ
|
インプラント |
差し歯 |
対象 |
抜歯した人 |
歯根が残っている人 |
噛む力 |
天然の歯と同じ |
ほぼ天然の歯と同じ(過度な負担は不可) |
見た目 |
天然の歯に近い |
素材によって違う |
治療期間 |
3~6カ月(口内の状況によって変動) |
1~2カ月 |
診療費 |
自由診療(場合により公的保険適用) |
素材により公的保険か自由診療かを選択 |
インプラントと差し歯の治療法の違いをお分かりいただけましたでしょうか?
それぞれの違いやメリット・デメリットがあるため、自分はどの治療法が適しているかは、歯医者さんに相談してみることをお勧めします。
アピタ浅井歯科ではインプラント治療を始め、歯科治療について無料相談を実施しています。自由診療についてはしっかりとお見積りまでお出しし、費用や治療内容について患者様が納得いただいてから治療に入りますのでご安心下さい。セカンドオピニオンも受け付けていますので、他の医院で治療に疑問を感じる患者様も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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世界特許!ステインの付着を防ぎ、歯を強化する今までにない新しいホワイトニング
2020年7月13日
当院で使用しているポリリン酸は、一般で市販されているポリリン酸とは異なります。
当院で使用しているのは、分割ポリリン酸です。

特徴
- 短時間でできる
- 痛みが少ない
- 歯へのダメージがないので連続使用が可能
- 術後の食事制限がない
- 仕上がりがきれい、透明感があり、ツヤがでる
- 歯を強化する
- 安価である
仕組み
歯の表面には、ステイン(茶渋やたばこのヤニ)や歯の汚れが付着しています。
ポリリン酸が汚れを浮かせて落とし、さらに新たな汚れをブロックし、浸透しながら歯質も強化します。
歯の再石灰化を促進し、表面をコーティングすることで、きれいな白い歯と健康な歯を維持します。
ポリリン酸 Na の様々な効果
分割ポリリン酸とは、バクテリアからほ乳類まであらゆる生物の体内に存在する生体高分子です。
食品添加物としても認められている成分のため安全です。
リン酸が鎖状に複数個結合し、その長さと濃度によって、それぞれの効果が異なります。
長鎖 |
中鎖 |
短鎖 |
|
- 細胞促進効果
- コラーゲン増産効果
- 創傷治療促進効果
- 血管新生促進効果
- 歯周組織再生促進効果
- 育毛効果
- 骨再生促進効果
|
|
比較 |
従来のホワイトニング |
スーパーポリリンホワイトニング |
白さ |
薬液によって着色するので透明感のない白さ |
炭素&プラチナ効果でツヤのある透明感に仕上がり自然な白さ |
痛み |
知覚過敏になることもあり痛みを感じやすい |
痛みを感じることは非常に少ない |
色戻り |
歯をコーティングしていないので、施術直後は特に着色しやすい |
分割ポリリン酸が歯をコーティングするので汚れが付きにくく、白さが長持ち |
保護力 |
ホワイトニング剤を歯の表面に塗り、色素を分解するので、歯にダメージが残る |
ポリリン酸が汚れの分子結合となるため、歯に傷を付けにくく、歯の表面もコーティングするので歯質が強化される |
食事制限 |
施術後12〜24時間は、カレー・コーヒー・ワインなど、色のついたものは避ける |
施術後30分位は歯の強化中のため気をつける必要があるが、その後は制限が無い |
施術期間 |
次回までの施術に2〜3週間あける |
毎日でも連続使用は可能 |
施術費用 |
高額 |
低価格 |
禁忌
- セメント質露出、知覚過敏の強い方(ホワイトニングで異常にしみる)
- 妊娠中、授乳中
- 無カタラーゼ症の方
インプラント手術の痛みや時間は?気になる手術の流れを徹底解説
2020年5月14日
■インプラントとは
インプラントとは、人工の部品を体に埋め込むことの総称です。一般的に、歯の治療における失ってしまった歯の治療方法として、インプラントという単語は認知されています。
歯科治療におけるインプラント治療とは、歯が抜けてしまった部分の顎の骨に、ネジのような形をした人工歯根(インプラント体)を埋めて、上から人工歯を被せる治療法です。

この記事ではインプラント治療について、手術の流れや時間、痛みについてを歯科医監修のもと説明いたします。
この記事はアピタ浅井歯科クリニックの医院長・浅井 裕幸先生に監修頂いています。

浅井 裕幸先生のプロフィール
1994年 |
日本大学松戸歯科部卒業 |
1994年 4月 |
日本大学松戸歯科病院 頭頚部外科入局 |
1995年 3月~8月 |
日本大学板橋病院 麻酔科研修 |
1995年 9月~12月 |
東海大学病院 形成外科研修 |
1998年 9月 |
バトリア歯科クリニック分院長として勤務 |
2002年 10月 |
アピタ浅井歯科クリニック開業 |
他 |
インプラントセミナー多数受講 |
所属学会 / 日本口腔インプラント学会 会員
■インプラント手術の「1回法」と「2回法」について
インプラント治療では、ブリッジ(差し歯)や入れ歯の治療とは大きく異なり「外科手術」が含まれます。通常インプラント手術には1回法と2回法と呼ばれる術式があります。これは「外科手術の回数」を指しており、「治療の回数」は1回法、2回法ともに同じです。
|
人工歯根が表面に |
2回目の治療 |
特徴 |
1回法 |
見える |
手術が無いため麻酔無し |
身体的・費用的な負担が少なめ。 |
2回法 |
見えない |
手術があるため麻酔が必要 |
顎の骨が弱い場合などでも手術可能。 |
口内の状態や、選択するインプラントによって、抜歯の後すぐに埋入可能なものもあります。
アピタ浅井歯科のHAインプラント
■手術の前に

インプラントの治療は、歯科医が患者さんの口内の状況を検査し、治療計画を作成することから始まります。治療計画をもとに、歯科医から患者さんへ治療について説明があります。もちろん手術を受ける患者さんの希望や、さまざまな疑問・質問があると思いますので、この時点でしっかりと病院側と相談することが大切となります。セカンドオピニオンを希望する場合も、しっかりとその意向を病院に伝えておきましょう。
■1回法の流れ(抜歯後の流れ)

歯茎を切開し、あごの骨を出します。
露出したあごの骨に専用の道具で穴をあけ、インプラント体(人工歯根)を埋め込みます。骨に穴を開けると聞くと、恐怖を感じる方も多いと思います。実際は小さなドリル上の器具を使用して、インプラント体が入る程度の小さな穴をあける処置となります。この時、埋め込んだインプラント体の上部が少し見える状態にします。
手術自体はこれで終わりです。この後、骨とインプラント体がくっつく期間(治癒期間)を待った後、処置を再開します。
2回目の処置では手術は行いません。インプラント体にアバットメントと言われる人工歯の支えになる部分を装着。支えに人工歯を被せ、処置は終了となります。
■2回法の流れ(抜歯後の流れ)

歯茎を切開し、あごの骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込むまでは1回法と同じ流れとなります。1回法との大きな違いは、埋め込んだインプラント体の上部が完全に歯肉の中に隠れる状態にすることです。
1回法と同じく骨とインプラント体がくっつく期間(治癒期間)を待ちます。2回目の処置では、まず治癒期間の間にふさがったインプラント体の上部の歯肉を切開する手術を行います。インプラント体を露出した後は、1回法と同じくアバットメントを装着。支えに人工歯を被せ、処置は終了となります。
■埋入手術の手術時間は?

あごの骨に穴と開けて器具を埋め込む・・・と聞くと、大掛かりな手術を想像してしまうと思います。
しかし、歯科医師の技術力や患者さんそれぞれの治療内容によって差はあるものの、手術にかかる時間は1本あたり10分~30分程度と言われています。
ただし麻酔が効いている状態となりますので、院内の安静室などで体を休める時間が別途必要となります。
■痛みについて

インプラント手術は、処置に入る前に麻酔を受けます。その為、手術の痛みはほとんど伴いません。ただし意識がはっきりしているため術中の音や振動が直接伝わり、恐怖・緊張・不安などを感じてしまう場合があります。これらの影響から脈拍や呼吸へ影響が出たり、パニックになったりすると手術に影響が出てしまいます。
アピタ浅井歯科の静脈内鎮静法について
現在では全身麻酔より体に負担が少なく、リラックスして手術を受けることが出来る静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)が利用できる病院もあります。
静脈内鎮静法を受けるとうたた寝をしているような状態になり、ウトウトとしている間に治療が終わります。この方法が受けられるかは、治療計画の段階で確認が必要となります。
ただし麻酔が切れた後、痛みが生じる場合があります。これは患者さんの症例によって変わり、痛みの感じ方も個人差があることから、一概にどの程度の痛みがあるとは言えないのが現状です。痛みが生じやすい症例としては、以下の様な場合があげられます。
・埋入本数が多い場合
・骨が薄い場合
・手術前に口内環境の適した治療が終わっていなかった場合
基本的に病院から鎮痛剤の処方がありますが、薬を飲んでも痛みがひどい、痛みが1週間以上続くなどの場合は、早めに歯科医院に相談してください。
■まとめ
インプラント治療は病院選びが非常に大切です。人によって歯医者さんを選ぶ基準は、「病院の設備」「先生やスタッフの人柄」「治療費」など千差万別だと思います。ただしインプラント治療を含む保険適用外の治療法は、病院や先生によってスキルが大きく異なります。
治療を受ける病院を最初から1つに絞るのではなく、セカンドオピニオンを活用して自分に合った歯医者さんを選びましょう。またカウンセリングをしっかり受け、疑問質問が無い状態にしてから、後悔のないインプラント治療を受けましょう。
アピタ浅井歯科のインプラント治療
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見た目だけではない、銀歯よりセラミックを歯医者さんが進める理由5選
2020年3月30日
■歯の治療につかう素材について
歯の治療で差し歯や詰め物、かぶせ物による治療が必要になった時、素材をどうするか悩んだことはありませんか?歯の治療の素材と言えば、以前はいわゆる「銀歯」が主流でした。しかし様々な観点から、セラミック素材を使用した治療を勧める歯医者さんが増えてきています。
なぜ歯医者さんは銀歯よりセラミック素材を推奨するのでしょうか?歯医者さんが治療にセラミック素材を勧める理由を5つ解説します。
なおこの記事はアピタ浅井歯科クリニックの医院長・浅井 裕幸先生に監修頂いています。

浅井 裕幸先生のプロフィール
1994年 |
日本大学松戸歯科部卒業 |
1994年 4月 |
日本大学松戸歯科病院 頭頚部外科入局 |
1995年 3月~8月 |
日本大学板橋病院 麻酔科研修 |
1995年 9月~12月 |
東海大学病院 形成外科研修 |
1998年 9月 |
バトリア歯科クリニック分院長として勤務 |
2002年 10月 |
アピタ浅井歯科クリニック開業 |
他 |
インプラントセミナー多数受講 |
所属学会 / 日本口腔インプラント学会 会員
■自然な見た目に仕上がる

セラミック素材を使用する最大のメリットが、見た目が自然に仕上がるという事です。セラミックは真っ白ではないため、天然の歯に近い透明感やツヤを再現することが出来ます。また、自分の歯の色に併せた調整も出来ることから、笑った時に目立つ前歯(中切歯)や下の奥歯(下顎大臼歯)で使用を希望する方も多くいます。
セラミックと同じ白い仕上がりで保険が適用されるレジン(プラスチック)素材を使用する治療方法もあります。しかしレジンは素材の性質上、変色しやすく柔らかい為、治療に使用できる箇所が限定されています。
■金属アレルギーが起こらない

セラミック素材は金属を一切使用していません。その為、金属アレルギーの方も安心して使用することができます。
金属アレルギーは現在症状がない方も、急に症状が発症することがあります。口の中にある金属は、食べ物や唾液など様々な刺激によって少しずつ溶け出していきます。溶け出した金属が体に吸収され、それを体が「異物」と認識。過剰反応することで金属アレルギーの症状が起きるのです。金属を使用していないセラミック素材なら、金属アレルギーを引き起こす心配はありません。
■汚れがつきにくい

セラミック素材は、みなさんのご自宅にある「陶器」と同じ素材です。陶器の食器は長年使用していても変色していませんよね。また、色の濃い料理を乗せたあと、ちゃんと洗えば色が残ることはありません。歯の治療で使用するセラミックも同じです。
なお、保険が適用されるレジン(プラスチック)は吸水性が高く、食べ物による着色が起こりやすいという欠点があります。また、時間の経過によって、素材自体が変色を起こしてしまいます。
■虫歯になりづらい

セラミック素材は固く、表面がつるつるとしているため、傷や汚れがつきにくい特徴があります。
セラミック素材と比べ、銀歯は汚れやすく細かな傷がつきやすい欠点があります。この汚れや傷についた食べ残しなどから細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因となることがあります。
虫歯の治療をしたのに、治療に使った素材が原因で結局虫歯になってしまったら元も子もありません。セラミック素材を選択することにより、そのリスクを減らすことが出来ます。
■使用できる期間が長い

一般的に銀歯は金属の劣化があるため、5年ほどで劣化し始めると言われています。また口の中は食べ物による酸性・アルカリ性、温度や湿度などの環境変化がどんどん起こる為、使用期間は7~10年と言われています。
セラミックは銀歯より耐久性が高く、お口のなかの環境の変化に強い素材です。平均的な使用期間は10~13年といわれ、しっかりとお口のケアを行っていれば20年使用できるとも言われています。使用期間を考えるとセラミックの方が治療にかかる金額が割安になる場合もあります。
■まとめ

セラミック素材を使用した歯の治療は、通常保険適用外となります。そのため、セラミックと銀歯の違いを踏まえ、歯医者さんとしっかり相談しながら、治療の方針を決めることが一番と言えます。
また、一概にセラミックといっても様々な治療法があり、自由診療のため病院によって金額が大きく変動します。
その場で聞いた金額で治療を決める前に、セカンドオピニオンを利用して納得のいく治療を行いましょう。
アピタ浅井歯科では歯科技工士が常駐。歯科用CAD/CAMシステムを導入することによって、かぶせ物(クラウン)・つめ物(インレー)を院内で作成を行う事が出来るようにし、患者さんの治療期間・治療費の負担減に努めています。
また、「心と心のつながりを大切に」をモットーに、歯科医師が一方的に押し付ける治療ではなく、患者さんが自身で治療方法を検討し、選択できるようにしています。
治療については以下のページより詳しい内容や料金をご覧いただけます。ご相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせください。
治療の詳細、料金について詳しく見る
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